癒しの炎と・・2016.01.12
メラメラと燃える薪ストーブの炎を見ていると心が和みますね。
最近、事務所にも新たに薪ストーブを入れたのですが、これがすこぶる燃費がよろしいのです。自宅の薪ストーブと比べて20年近く新しくなった影響なのか、はたまた気密性や断熱性が良くなったのか…。寒い冬でも半袖で過ごせる程に。これから「焼きリンゴ」「焼き芋」「煮込み料理」なんて仕事しながらトライしたいと思います。
メラメラと燃える薪ストーブの炎を見ていると心が和みますね。
最近、事務所にも新たに薪ストーブを入れたのですが、これがすこぶる燃費がよろしいのです。自宅の薪ストーブと比べて20年近く新しくなった影響なのか、はたまた気密性や断熱性が良くなったのか…。寒い冬でも半袖で過ごせる程に。これから「焼きリンゴ」「焼き芋」「煮込み料理」なんて仕事しながらトライしたいと思います。
建築家 吉村順三設計のハーモニーハウス(軽井沢)は老朽化が著しく、修繕費を宿泊やカフェ利用料で補うというシステムがあります。たまたま、設計依頼のあったお客さんからもお誘いの連絡があり見学に行ってきました。
シンプルな内装と、心地良い断面プロポーションは、図面からでは想像出来ない空間で、ここに来てその素晴らしさを体感できました。シェアハウスは暖房が無く、この季節には少し肌寒い空間でしたが、部屋から見える木々は、紅葉終盤という姿で凛とした景色が広がります。窓を全開にして観るこの景色は、鳥のさえずりも手伝い何とも言えない心地良さがありました。
またラワン合板の簡素な仕上げの廊下に面してキッチンや水廻りが配置されているのですが、ここで少し驚いたのは浴室に面する脱衣室の入口幅が58cmと狭く、クレームが起きそうな入口だったこと。ただ脱衣棚などの関係から、そうせざるを得ない理由があったものと想像します。最後に共通の趣味であるお互いの車を並べ、シェアハウスの前でパチリ。久しぶりの軽井沢を満喫できました。
少し時間が経過してしまいましたが、長野市から30分程走った高原に建つ別邸の監理に出向いた時の写真です。既に薪用の丸太が平置きされ羨ましい限りです。来年の新緑頃完成予定ですが、冬の凛とした空気のなか、散歩するのも楽しい場所だと思います。そして冷えた体を薪ストーブで暖を採り、美味しい煮込み料理もこの薪で出来るのです。我が家の薪の調達はこれからですが、その前に煙突掃除が待っています。カーボンオフセットにも貢献でき、健康にも良い薪ストーブはお薦めです。少し手間がかかるのは愛嬌のうち。
ここを訪れるのは今回で2回目です。
芸術祭は終了していますが、屋外の展示物は見学する事ができます。今回は7作品ほどの見学でしたが、一番印象に残ったのがアート作品では無く、里山に残る棚田の風景でした。2本の高い杉の木の懐に、茅葺屋根の小屋が何とも良い味わいなのです。棚田と小屋が印象派の絵画のようにも見えてくるようでした。
場所は松之山「留守原の棚田」というスポットですが、偶然通りかかった場所でした。
また最後に見学した古小屋の外壁に丸い鏡を張り合わせた作品が何と素晴らしい事か。鏡貼りのエゲツナサが無く、周辺の木々が鏡に写り込み、風景に溶け込んで、あるいは透過したかのように見えるのが芸術作品なのでしょうね。
梅雨明け夏本番の本日、
空は見事に晴れ渡り、
めまいがするほどの暑さの中、
コンクリート住宅着工前の地鎮祭に出席しました。
いつもながら施工者から「白手袋」
神主さんから「鎌」を渡され
「えい!えい!え~い!!」と
普段出さない少しばかり大きな声で
鎌入れをさせて頂きました。
建築という業界は古来の習わしを色濃く継承している業種で
このような神事に参加できるのは嬉しい事。
今日は神主さんから祝詞奏上に出てくる言葉を解説して頂き、
苦手だった古文、漢文、日本書紀、万葉集?の世界を
謹んで拝聴致しました。(今以て意味不明ですが)
(写真は岡山県 吉備津神社です)
設計依頼があると必ず現地に出向き、
その敷地に立ち(あー気持ちいい~) とか (この臭いはなんだ!) など
いろんな情報を得る努力をします。そんな観察で残念に思うことのひとつに周辺住宅の向きがあります。
分譲地であればなおさらで、必ず道路に並行に住宅が建っているのです。
敷地を無駄なく使う!という根性丸出しなのか、深く考えないで建てたのかは分かりません。
西向きでもお構いなしなのです。
そして「右に倣え」で周辺の住宅は西陽がキツイ側の向きで住宅街が出来上がります。
写真の住宅地も同じ状況でした。道路に並行に少し西向きの住宅がほとんど。
設計依頼の後この敷地に立って(西陽が辛いだろうなー..)などいろいろ考えた結果、
周辺の住宅の向きを無視し、南向きの住宅を完成させました。
その後、周辺の住宅建て替えラッシュとなり、南向きの方向の住宅もチラホラと建ってきました。
この調子で「右に倣え」と環境の良い住宅街となる事を願うばかりです。
設計で心がけていることのひとつが
玄関扉が見えない工夫です。
玄関扉を開けた時、道路から室内を見せない、
風ほこりを室内に入れないことは勿論
無防備に玄関のカギを鞄からソワソワと出して
鍵を開けようとしている姿など
防犯上絶対に見せたくありません。
また、居住者が外に出る時の心構えというか
外界にさらされる準備の空間、
あるいは来客者のワクワク感を演出する際に
玄関扉の存在が期待感をそぎ落としてしまうのです。
そんな理由から、できるだけ写真のような玄関扉が見えない提案を心がけています。
(写真は梅雨前ギリギリに竣工写真の撮影をした長野市の住宅です)
別荘は持ってないけれど、
今日は相方連れて別荘地に行ってきました。
現在設計中の敷地内の伐根の確認に来たのですが、
休日なので心も穏やかになります。
何より新緑の山は気持ちが良いのです。
車には珈琲とバーナーを積み込んで
淹れたての珈琲をすすりながらニンマリと
暫しの休息をお客さんの別荘地で過ごしました。
時間があれば湧水の美味しい場所なので
その水で飲むのはもっと旨いのでしょうね。
基礎工事を始めた地中からいろいろと出てきました。
コンクリートガラが多いのですが
いけませんねー こんなこと。
何十年も駐車場として使っていた空き地だったので
恐らく不法投棄が厳しく無かった時代だったのでしょうか。
不発弾が出てこなくて良かった!