本日の現場2015.09.29
お盆過ぎからの長雨で、2物件の工事現場は少し遅れ気味です。
お盆過ぎからの長雨で、2物件の工事現場は少し遅れ気味です。
シルバーウィークを利用し、東北を巡ってきました。今回は天気が良かったのでオートバイでのんびりと….。この東北巡りで感じた事は、なにも無い手付かずの美しい里山や人の優しさが感じ取れたことでしょうか。そして東北弁のなんと美しいこと。
10年ほど前、私にある建築家がこんな事を口にした事を思い出しました。「東北はいいよ!」「何も無く、何かを考えるにはもってこいの場所」「道は整備され、信号も少なく、のんびりできる」まさにこんな場所だったように思います。 つづく
「4人分の席を用意してくださる!」
八ヶ岳では名の知れた清泉寮のレストランで遅い昼食をしていると、
「ねぇ、ちょっと….あっ、それからね…」
ツバの大きな帽子から流れるような長い髪に
大きなサングラスのご婦人が
ウェイターを何回も呼んでは細かな注文を。
これも避暑地の風物詩ですね。
ここ八ヶ岳では、早くも木々の色が少し黄色くなり
秋が始まりつつある景色と共に
ご婦人方の会話も、少しばかり聞き耳をたて楽しんで来ました。
この夏買ったパーコレーター持って
スヴェアのストーブ持って
いろいろとピクニック袋に入れて…♪♪
最後の夏を堪能するため
そして秋の気配を探しに
八ヶ岳へオートバイで出掛けてきました。
清泉寮の賑やかさと反対に、野辺山天文台の少し錆ついたパラボラの脇には
少しばかり疲れたヒマワリが下を向いて咲いていて…最後の夏といったところでしょうか。
また、途中寄った五稜郭「龍岡城」では、初めて淹れたパーコレーターでの珈琲が、
ざらっとした舌触りの感覚で、なぜかワイルドさも手伝って…「ん~旨い!」
そして、この地に咲くサルスベリもまた緑に映えて、綺麗な景色を見せてくれているものの
この花も散る頃には紅葉の季節が始まります。少し寂しいですね。
こんな季節の変わり目のツーリングは、仕事も忘れリフレッシュできますが、
今度は目の保養に秋の燃えるような山々を、のんびりと走りたいと今から楽しみです。
コンクリート住宅の基礎工事が始まりました。
規模が大きいので基礎工事も小さなビル並みですね。
長野市の住宅が無事上棟を迎えました
2015年5月完成した長野市に建つ3階建て住宅の外観及びリビング写真の一部を掲載します
2014年12月に完成した長野市に建つ2階建て住宅の一部を掲載します。
(外観、中庭、キッチン)
工事の段階で一番ワクワクする時期が上棟ではないでしょうか
設計中は模型を創り、大まかなボリュームイメージは持っているのですが、
その場に実際建った時の周辺地域の住宅や山々
これらを含めたスカイラインはどうか。
屋根と壁のプロポーションは…
いろいろと気になる事が多いのです。
一言で言うとバランスがどうか。
という事なのです。
屋根が複雑すぎて、上棟式の当日は屋根全体までは施工出来ませんでしたが、
このシルエットを見て、「いいね!」と感じました。
梅雨明けの朝から陽射しが強い「大安」の本日
コンクリート外断熱住宅の着工に向け
地鎮祭を執り行いました。
梅雨明け夏本番の本日、
空は見事に晴れ渡り、
めまいがするほどの暑さの中、
コンクリート住宅着工前の地鎮祭に出席しました。
いつもながら施工者から「白手袋」
神主さんから「鎌」を渡され
「えい!えい!え~い!!」と
普段出さない少しばかり大きな声で
鎌入れをさせて頂きました。
建築という業界は古来の習わしを色濃く継承している業種で
このような神事に参加できるのは嬉しい事。
今日は神主さんから祝詞奏上に出てくる言葉を解説して頂き、
苦手だった古文、漢文、日本書紀、万葉集?の世界を
謹んで拝聴致しました。(今以て意味不明ですが)
(写真は岡山県 吉備津神社です)
設計依頼があると必ず現地に出向き、
その敷地に立ち(あー気持ちいい~) とか (この臭いはなんだ!) など
いろんな情報を得る努力をします。そんな観察で残念に思うことのひとつに周辺住宅の向きがあります。
分譲地であればなおさらで、必ず道路に並行に住宅が建っているのです。
敷地を無駄なく使う!という根性丸出しなのか、深く考えないで建てたのかは分かりません。
西向きでもお構いなしなのです。
そして「右に倣え」で周辺の住宅は西陽がキツイ側の向きで住宅街が出来上がります。
写真の住宅地も同じ状況でした。道路に並行に少し西向きの住宅がほとんど。
設計依頼の後この敷地に立って(西陽が辛いだろうなー..)などいろいろ考えた結果、
周辺の住宅の向きを無視し、南向きの住宅を完成させました。
その後、周辺の住宅建て替えラッシュとなり、南向きの方向の住宅もチラホラと建ってきました。
この調子で「右に倣え」と環境の良い住宅街となる事を願うばかりです。
現在ドーム形式の別荘を設計中なのですが、
その参考にと八ヶ岳麓にあるドームの建築現場へ見学に行ってきました。
直線ではない外観の面白さもあるのですが、
室内は柱が無い大空間で、開放感が想像以上でした。
昔、大学生時代、建築学科の屋上にドームを試験的に製作してあったことを思い出し
なんだか懐かしさもある「この形」でした。