works実績

BUNTO2014

長野市
木造

家族の個を尊重し付かず離れずの距離を保つようレイアウトを考えたこの家は、大小二つの棟を並列させて、その二棟の間を少し浮いた形状の廊下で繋いだ。いわゆる分棟の形。庭を介して我が家を眺めることができ、離れつつも家族の気配を感じられる安堵感は、分棟ならでは。 四季折々に咲く庭木は、それぞれの部屋から異なる角度で眺めると、映り込む建物の背景が変わり違った表情を楽しめる。 窓からは善光寺さんの大屋根を臨み、鐘の音の響きを拝みながらのんびりと朝を迎える。昼間は分棟から微かにフルートの音色が流れる。週末は揺れる暖炉の灯のもと、お酒を酌交わしながら遅くまで家族の談笑が続く。 ゆっくりと穏やかな時が流れる家。hakoshimizu00
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