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西条八十 僕の帽子2017.05.22

作家 森村誠一「母さん、僕のあの帽子、どうしたのでしょうね」
そんな小説―人間の証明―の舞台ともなった霧積温泉 「金湯館」へ行ってきました。

釜飯で有名な群馬県の横川から軽井沢へ抜ける旧道(国道18号線)を外れ、細く荒れた山深い道を霧積川に沿って走ること30分、やっとの思いで駐車場に到着しました。そこから登山道の急登を歩くこと30分、眼前に金湯館がようやく見えてくるほど山深い秘湯です。
この時期としては気温30度と夏のような陽射しを受け、少しばかり汗をかいた身体には、温泉が、それも温めの温泉がいいですね。ここは正に湯温40度以下の丁度良い湯加減。秘湯だけあって入浴の先客はお一人だけ。「やあ」とヒトコト言葉を交わし、温めの湯船にしばし身体を預け「ふ〜」。外を見ると奥深い山と近い木々が秘湯を演出してくれます。
「静かだなあ」「なんだか鼓膜が圧迫されるような静けさですね」と森村誠一が書いているように、今回訪れた温泉は少し寂しく、そして味わいのある温泉宿でした。

 

GW2017休業のお知らせ2017.05.01

5月3日~5月7日までゴールデンウィーク中は休業させて頂きます。

毎年のこの時期と夏季休暇を利用して「命の洗濯」シリーズをブログにて公開しておりますが、今回もお見せできる写真が撮れるとよいのですが….。
写真はスペインのコルドバを訪れた時の写真ですが、こんなカフェでのんびりと休日を過ごしたいものですね。斯く言う私は建築巡りでアクセクといつも貧乏旅行なのです。
昔のブログもどうぞご覧ください(2編あります)→http://earthwork.exblog.jp/  http://earth-work2.blog.so-net.ne.jp/

神話の国 出雲へ 其の42017.01.03

「8月13日 快晴」
宿泊したホテルから水木しげるで有名な境港まではオートバイで30分ほど。観光地化されて街がごった返していると思っていたのですが、拍子抜けするほど閑散としております。それではと謙虚にオートバイを路肩に停めて、一枚写真を撮らせていただきました。商店街を歩いている方々は私と同じような「お一人様」が目立ちます。自慢のカメラでお気に入りの妖怪を撮っているのでしょうね。私はというと、鬼太郎とその仲間たちを多少撮って、朝から暑い境港を日影から水分補給しながら人間ウォッチングを暫し。
1-sakai近くには「みなとさかい交流館」があるので写真だけ撮ってきました。ここは前日見てきた「植田正治写真美術館」と同じ設計者で高松伸。
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続いて訪れたのが「美保神社」。この神社は出雲大社と合わせて参拝するのが良いとホテルのフロントで聞いて立ち寄りました。本殿が2つある「比翼大社造り」と言われる珍しいお社で、ここにきて知った貴重な情報です。大学で建築様式などという講義が一番嫌いで、良くさぼっていたことが今になって悔やまれます。鳥居の脇には「青石畳通り」と言われる「しまね景観賞」にもなった通りがあります。雨に濡れると石畳が青く変わることから通りの名前になったそうですが、お盆期間の暑い日中には人もまばらでした。
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なぜかオートバイに乗っていると先端に行きたくなります。「美保関灯台」も観光客はバイクと自転車が目立ちました。遠くに「隠岐の島」が見えるようで、見えない もどかしさ。夏の湿気からでしょうか、良く晴れているのに残念です。灯台隣にある喫茶店を見つけました。少し休もうと立ち寄ったのですが、店主は外の日影ベンチに横になりお昼寝中。邪魔したら悪いのでそーっと 立ち去りました。こんな風景を見ていると、のどかで、ストレスのない暮らし!という雰囲気が醸し出ていて、こちらまで癒されます。
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ここから更に西へ向かい出雲を目指します。途中通った「大根島」は春の牡丹で有名らしいのですが、私はべんがら色の統一された甍集落に目が行きました。
7-oone出雲大社に行く前に「加茂岩倉遺跡」に足を運びます。ここは銅鐸の出土した場所なのですが、出土数が最多。これから向かう「古代出雲大社歴史博物館」にここの銅鐸が展示されているようなので、まずは発見場所をウォッチング。暑さに強い私でも暑くて堪らないこの日は、来館者は私と家族連れの2組だけ。無料の麦茶のポットを私含め3人で全て空にしてしまいました。
8-kamoiwaいろいろと寄り道しましたが「出雲大社」へ向かいます。出雲ドームを横に見ながら 目的地に向かいました。思った以上に農村地帯の道をひたすら走り、渋滞もほとんど無く、出雲大社駐車場に滑り込みました。「おー長野からはるばる来たのですか?」と駐車場で声を掛けられたライダーと暫しの歓談。彼も東京から実家のある出雲にツーリングを兼ねての帰省途中らしい。まずは付近のお店でご朱印帳を購入し、出雲そばを堪能してから出雲大社へ。ここが神話に出てきる地か~。古事記と日本書記の食い違いはあるけれど、正に両者の舞台となった場所に心もタイムスリップ。というか暑くて体がフェードアウト気味。この日はペットボトルを何本消費したか分からないほどの暑さですが、出雲大社でご朱印を頂き、今日の目的一部をクリア。初めてのご朱印帳に印を頂き、少し感動しました。年を取ったということでしょうか。次の印は伊勢神宮でと心に誓いました。(お寺は何となく東大寺と決めています)
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そして「加茂岩倉遺跡」で下調べをした銅鐸を見るため「古代出雲大社歴史博物館」に寄り銅鐸と銅剣を見学。巨大な3本の杉柱も間近で見ることが出来き本日の目的は全てクリア。学生時代は歴史が一番興味無かったはずが、今はなぜか昔の出来事に関心があるなんて不思議ですね。最後に途中見つけた旧駅舎「大社駅」で本日は終了。
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「8月14日 快晴」
この日は出雲インターからひたすら長野に向かい、ただただ走っただけなので写真がありません。途中寄った最近まで読めなかった地名「蒜山高原」のSAで(遠くに来たもんだ)と思いふけってみたり、前年訪れた場所を偶然にも中国自動車道から見下ろしては懐かしんだり、帰路800kmも案外近いな。
来年は更に遠くへ 遠くへ(おわり)

神話の国 出雲へ 其の32016.11.16

「8月12日 快晴」
いつものようにホテルの朝食を早めに済ませ、8時前には走り始めました。以前「地図が読めない・・・」という本が話題に上りましたが、今時私のバイクにはスマホナビも付けず、地図だけが頼りの旅。だから頻繁に道を間違え、余計な路地に入り込み、更なる迷路に迷い込むこともあります。当日のルートは前日ホテルの枕元で地図を見ながら予習したので、迷うことなく無事「植村直己冒険館」に到着しました。この冒険館は建築家 栗生明氏設計の日本建築学会賞に輝いた施設のため、ぜひ訪れたかった建築でもありました。建築的な説明は省略しますが、地形を生かした設計は大変参考となりました。
moto1施設見学も終わり、鳥取県目指し走っていると、「但馬ドーム」が目に入ってきました。このドームは以前勤めていた事務所(大建設計)と建築家 仙田満氏とのJVでの設計のため表敬訪問です。といってもイベントも無いため寂しい雰囲気。とりあえず写真だけの痕跡を残して。
moto2この日は大きなミスをしてしまいました。
頭に入れた地図と国道9号線という標識を頼りに走り、道路案内も鳥取方面を目にしていたのですが…. いつの間にか「鳥取方面」の表示から「京都方面」の標識へと変わり、さらに「京都市内」なんて標識まで。ここで初めて地図を広げて大きなミスに気づいたのですが、既に150km以上鳥取とは反対方面を目指し走ったことに…。時間にして往復4時間以上もロス。「お昼は鳥取名物でも探して」のん気に構えていましたが、当然お昼抜きとなってしまいました。今日の本命が「植田正治写真美術館」でまだまだ先が長いのです。
moto3この美術館はほとんど島根県の県境。そして国道9号線は海水浴客の渋滞もあり、到着したのが閉館30分前でした。ここはなぜか若い男女と私のような独り者のオジサン達で賑わっていました。建物は当然魅力があったのですが、展示物(写真)に引き込まれました。海外の美しい場所を撮っている訳で無く、あくまでも写真家の地元である鳥取を舞台にした作品が芸術的!あっという間の閉館となり、ドボルザークの「家路」を聞きながら出口に向かいました。
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moto5しばらく大山と美術館を外から眺めていると、館の従業員も帰ってしまい、とうとう一人きりとなってしまいました。時間のゆとりが出てくると、頭も回り始めます。携帯(スマホではない)を取り出し家に電話。「一日延長してもいい?」
という訳で、ここからipadを駆使してホテル探し。偶然にも出雲市内のホテルでキャンセルが出て、念願の一日延長ツーリングへ。
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初めて踏み入れた土地でひとり夕景を眺めていると、「遠くに来たもんだー」となんだか嬉しくなってきたのを思い出します。涼しくなったのでホテル目指しのんびり境港方面へと走り、最後は大山が綺麗に見える場所で一休み。直ぐそこにホテルがあるのですが、またまた ひとりボーっと。そして無事ホテルに到着し、いくつもある露天風呂と内湯を満喫しました。
moto7本日一般道だけで500km超えの走行となりました。

神話の国 出雲へ 其の22016.10.26

「8月11日 快晴」
今回の移動手段はオートバイです。それも買ったばかりのイタリア車(モトグッチ)。だからエンジンなどの慣らしを兼ねた旅となりました。
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初日の目的地は「京都-天の橋立・伊根の街並み」「兵庫-城崎温泉」日本海はオートバイでの旅にぴったり。車は少ないし、道路は広くてきれい。でも単調な高速道路はあまり好きではありません。疲れては休み、喉を潤し、トイレへ、の繰り返し。
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天の橋立近くにお地蔵さん郡発見。目を吊り上げず、のんびり走っているとこんな光景も見逃しません。
3-zizou伊根への道は細く両脇には木造の漁師が住む家並みといった風情ある道です。お盆休みなのか、活気が感じられません。少しの観光客と、客引き?の係員たち。その方たちを横目に漁師町を散策し一休み
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しばらく城崎温泉方面を目指して走っていると、趣のある駅舎を発見しました。久美浜駅です。ここでしばらく駅舎脇のベンチで休憩していると、タクシーの運転手から話しかけられ、雑談しながら目線は駅舎を眺めて…。夕方の見知らぬ場所で、見知らぬ人とのんびり佇むなんて贅沢な時間ですね。こういう光景を非日常というのでしょうか。
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かの県議で話題になった「城崎温泉」。柳と水の流れがとても趣があります。そして長野の温泉街と違い、若者が多いのにもびっくり。浴衣に柳、そして太鼓橋に…温泉文化最高!
6-kinosaki7-kinosaki(つづく)

命の洗濯 其の六2016.08.19

「5月3日 薄曇り」

岡山市内のホテルの窓から岡山後楽園が望めました。生憎時間の関係で見学はできませんでしたが、次回の目的地として取っておくことにしました。この日は長野に帰るだけなので少しのんびりしながらのチェックアウトとなりました。と考えていたのですが、走り始めて少し経つと今回旅行の名残惜しさが残ります。貧乏性なのでしょうね。山陽自動車道から舞鶴若狭自動車道へと反れ、そして京都の国道162号線(円山街道)を走っていました。目的地は「かやぶきの里」です。(本当はオートバイで来たかった場所なのです)連休でしたが道は混雑もせず順調に目的地に到着しました。駐車場に車を停め、この里を散策しました。風景を描いている観光客や写真を撮ってはしゃいでいる若者たち。そして私のように町並みをキョロキョロしている不審者のような行動は、ここに住んでいる人たちにとっては迷惑なのでしょうね。なんて住人になった気になっての散策でした。(おわり)
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神話の国 出雲へ 其の12016.08.18

お盆休暇を利用して出雲まで足を伸ばしてきました。近代建築の見学と古代への興味のみで、この暑い夏の日差しに耐え、しかもオートバイで巡ってきました。山陰地方は初めて足を踏み入れた地だけに、とても魅力的で神秘に満ち印象深い旅となりました。

「命の洗濯」の後、アップしたいと思います。
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命の洗濯 其の五2016.08.02

「5月2日 晴れ」
ホテルを早めにチェックアウトし尾道に向かいました。自転車乗りには有名らしい「しまなみ海道」の起点となる町であり、小津安二郎監督「東京物語」の撮影地としても名の知れた場所。まず自転車乗りの宿泊拠点でもある「U2」へ。ここは倉庫をリノベーションし宿泊とショップに生まれ変わった施設ですが、驚いたことに外国から来たサイクリストが多いこと。また遠方から車にキャリアを付けた自転車乗りが楽しそうに四国に向け自転車を走らせているシーンを見ると、いつか自分もという気持ちになってしまうのに驚きです。まさに自転車とロケ地で集客に成功した町という印象でした。そして我々もこのショップで珍しい柑橘系の高額なドリンクを購入しましたが、味は人それぞれ…。
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気を取り直して坂道の多い尾道へと散策。神戸の北野地区と同じように、ここも足腰を鍛えないと暮らせないほど坂のある町です。日頃の運動不足を悔みながら汗だくで坂の途中で休むと、5月の風が心地よく、何より瀬戸内海を見降ろすこの場所に癒しを感じます。
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そして、次に向かう場所はかなりの田舎のようなので、昼食を尾道のパン屋さんで購入しまし、岡山の高梁方面に向かいます。途中偶然見つけた豪邸「広兼邸」は映画「八つ墓村」のロケ地になったようです。ちょうどお昼の時間帯なので屋根のある休憩所でパンを頬張りながら八つ墓村を眺めました。
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今日の目的地「吹屋ふるさと村」です。ベンガラの町として名の知れた地域ですが、ここは喫茶など休む場所が少ないのが残念です。しかし町の景観としては壁や屋根の色を統一した綺麗な街並みでした。
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岡山のホテルに向かう途中、「備中国分寺」を夕暮れ時に見学しました。ここは前回「吉備津神社」を訪れた際、時間の都合で寄れなかった寺でした。
8(つづく)

命の洗濯 其の四2016.07.16

「5月1日 快晴」  記憶を思い返しながら…
良く晴れた気持ちの良い朝です。職業柄、朝から建築視察へ。まずは「ものづくり大学校」というコンクリート造の学校を見に行きました。簡素な造りに見えて、細かなデザインが好きな建物です。陰影がはっきり出て建物の奥行き感が写真で見るより鮮明です。1-1続いて近くに同じ設計者が設計した「筑紫の丘斎」に行ったのですが、管理人に見学の旨を伝え静かに視察していると、快晴の日にも係らずなんとなく寂しく見えて…興味本位で来た訳ではないのですが、少し後ろめたさも感じます。1-2そろそろ相棒が飽きてきたので近くに竜野市という古い町並みの残る場所があるのですが、そこに名物「しょうゆ饅頭」があると聞き足を伸ばしました。近くには、そうめんで有名な「揖保の糸」の揖保川が流れ、のどかな雰囲気です。街並みを散策し(といってもあまり見るところがないのです)造り醤油工場を見学。そして目的の店「春風」という和菓子屋を訪ねました。が看板はあるのですが半年前に店を閉めてしまったようです。仕方なく別の和菓子屋さんでしょうゆ饅頭を購入。味は….でした。お土産にと日持ちを確認すると賞味期間は当日と言われ、買わなかったことに内心 ほっ。1-3「旧閑谷学校」この施設は数年前、建築雑誌で目にし、一度行きたかった場所でこの旅行の本丸でもあります。ここは岡山藩主が建てた庶民のための学校です。講堂(国宝)が残っているのですが、木造にもかかわらず、ほとんど床や構造材に狂いが無く、当時の職人さんの意気込みが感じられます。武士の学校ではなく、庶民の学校ということで造る気持に違いがあったのでしょうか1-4更に象徴的な丸みを帯びた石垣が周囲の緑や学校と良く合っています1-5名残惜しいのですが広島へ向け車を走らせます。快晴のゴールデンウィーク真っ只中だけあってバイカーが多く、車で来た事を少し悔やんでいたので、せめてバイカーの後をついてツーリング気分に浸っていると、あまり綺麗ではないラーメン屋に入って行くではありませんか。一旦は見送ったのですがここは旨いはず!と引き返しその店に入りました。いわゆる尾道ラーメンということのようです。初めて食べた尾道ラーメンはとても旨く後味も悪くありません。1-6昼食も済ませ尾道の近くに造船所が立ち並ぶ町にたどり着きました。この近くには「リボンチャペル」と「造船所の寮–(雑誌に掲載された寮)」を見学。1-71-8いろいろ巡っていると偶然、最近雑誌に取り上げられた住宅を発見しました。写真で見た時は銀色の派手な住宅、という印象でしたが、実際目の当たりにすると好印象。周囲の緑が外壁に反射して良く馴染んでいました。この辺は狭い道で更に急坂が多く我が家の車はとても困難極まる道でしたが、思わぬ収穫もあり満足しました。1-91-10そして本日最後は再開発で消滅危惧との噂のあった港町「鞆の浦」で夕方の潮風を受けてひと休み。ここは重松清の小説「流星ワゴン」TVドラマの舞台にもなった町です。(つづく)1-11

命の洗濯 其の三2016.05.27

「4月30日つづき」
この日はひたすら変化の無い高速道路を、ただただ走るだけ。相棒と運転を交代しながら順調に距離が延びます。連休のため中央道、名神高速道は混雑するだろうと考え、日本海を西へ進む北陸自動車道経由で姫路を目指しました。朝の5時出発のため、相棒は6時には前日用意しておいたオニギリとバナナを頬張り始め、私はと言うと、こんな時はいつも直感が鋭いもので、覆面パトを第六感でキャッチし、急減速したりと運転を楽しんでいると、私の後続車は「パトカーの後に続け」という電光盤に引き寄せられておりました。そんなスリルを楽しみながらお昼には姫路入りとなり、ホテルに荷物を預け姫路の街へGO!
himezi1初姫路城ですが、「烏城」と呼ばれる黒く美しい松本城と対比するかのような白が綺麗な「白鷺城」は想像以上に美しく、期待以上でした。

himezi2覚悟はしておりましたが、「天守閣まで2時間待ち」

himezi3白く輝く屋根は漆喰の色が光で乱反射しているからですね

himezi4姫路城隣の「好古園」は人もまばらで落ち着いた庭園でお勧めです。時間が夕方ということもあり、抹茶を戴けなかったのは残念ですが..

(つづく)

命の洗濯 其の二2016.05.09

「4月30日」

早朝5時の出発ですが、荷物やらの準備に相棒が遅れ気味なので、待っている時間に普段あまり乗っていない車の写真を撮りました。この車、実は購入して10年目ですがオドメーターは4.5万キロと情けないほど乗っておりません。でも故障が多いとか、乗りにくいとかではないのです。
出発に向け実は車のトランクには最近手に入れた携帯珈琲ミルとパーコレーター、そしてスヴェア123を忍ばせております。道中景色の良い場所を見つけて能登半島先端の珈琲焙煎店から取り寄せた珈琲豆をズリズリと…密かな楽しみです。これから600km西へ西へ。
(つづく)

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命の洗濯 其の一2016.05.06

「命の洗濯」と題して毎年春と夏の2回あちら・こちらと彷徨っておりますが、今回は姫路-尾道-京都など4日間で巡ってきました。とにかく口にするもの全てが旨く、食文化の豊かさを感じた旅行となりました。もちろん建築探訪も欠かしません。毎回オートバイでの移動が常なのですが、不本意ながら耐力(体力)的なこともあり今回は車を使っての楽チンな旅です。(写真は尾道ラーメン)

(つづく)

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