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ハーモニーハウス 軽井沢2015.10.26

建築家 吉村順三設計のハーモニーハウス(軽井沢)は老朽化が著しく、修繕費を宿泊やカフェ利用料で補うというシステムがあります。たまたま、設計依頼のあったお客さんからもお誘いの連絡があり見学に行ってきました。

yo1シンプルな内装と、心地良い断面プロポーションは、図面からでは想像出来ない空間で、ここに来てその素晴らしさを体感できました。シェアハウスは暖房が無く、この季節には少し肌寒い空間でしたが、部屋から見える木々は、紅葉終盤という姿で凛とした景色が広がります。窓を全開にして観るこの景色は、鳥のさえずりも手伝い何とも言えない心地良さがありました。

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またラワン合板の簡素な仕上げの廊下に面してキッチンや水廻りが配置されているのですが、ここで少し驚いたのは浴室に面する脱衣室の入口幅が58cmと狭く、クレームが起きそうな入口だったこと。ただ脱衣棚などの関係から、そうせざるを得ない理由があったものと想像します。最後に共通の趣味であるお互いの車を並べ、シェアハウスの前でパチリ。久しぶりの軽井沢を満喫できました。

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武家屋敷から民話の里へ 其の三2015.10.20

【9月21日】

子供のように旅先での朝はいつも早起きです。だからこの日も朝5時には目が覚めて、しばらくベッドでボーとした後部屋のカーテンを開けて天気を確認。晴れ!さっさとホテルで朝食を済ませ、飲み物はオレンジジュースと牛乳と珈琲と…ホテルの部屋は少し乾燥気味。かといって湿っぽい部屋は困りますね。話は脱線しますが、設計事務所勤務の時は出張が多く、特に冬の乾燥シーズンのホテルでは、寝る前、浴槽に熱めの湯をたっぷりと張り、浴室の扉を開けたまま就寝するという乾燥対策をしていました。サラリーマンの方々は同じ経験があるのではないでしょうか。

身支度を整え相棒をオートバイの後ろに乗せ最初の目的地「角館」へ。ここに来るのは2回目です。武家屋敷が集まる地区は大きな木々に広い通り、そして緑に囲まれた平屋の屋敷が続き、歩いているだけでホッとします。紅葉の時期や桜の季節は綺麗だろうなーと思いながら相棒のお土産巡りに付き合って、甘酒で一休み。

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早く出発したのでお昼にはまだ早く、思い切って高速道路を民話の里「遠野」に向け2時間ほど走りました。お昼はこの地で有名なジンギスカンを順番待ちしながら堪能しましたが、周りを窺うと店にはバイカーも大勢陣取って、関東圏が多数占める中、徳島ナンバーのバイクも。思わず「徳島かぁーいいなー」と独り言。店の順番待ちをしている間、カッパ伝説で有名な「カッパ淵」を見学しましたが、ひっそり佇むというイメージのカッパ淵は、観光客で賑わい、落ち着いて散策出来ず少し残念。仕方ありませんね。観光シーズンですから。

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遠野での目的は「ジンギスカン」と「曲がり屋」です。この建物はドラマの撮影にも使われていたようですが、先の大震災の影響なのか土間が谷に向かって大きくひび割れ痛々しさも残ります。今後大修理を予定しているようですが、貴重な遺産だと思います。その後「続き石」という弁慶伝説が残る地を見学したのですが、女性一人旅が目立ちました。ここはパワースポット?でしょうか。遠野という地は駅周辺を除けば田園風景と山々が広がり「語り部」や「カッパ伝説」が合うどこか異空間に入り込んだかのような里でした。

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まさに柳田国男の遠野物語が生まれた地ですね。遠野を堪能し夕方薄暗い頃、太平洋に近い遠野から日本海の秋田に向け高速道路を寒さに耐えながらホテルへ帰りました。

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越後妻有 大地の芸術祭 その後2015.10.04

ここを訪れるのは今回で2回目です。

芸術祭は終了していますが、屋外の展示物は見学する事ができます。今回は7作品ほどの見学でしたが、一番印象に残ったのがアート作品では無く、里山に残る棚田の風景でした。2本の高い杉の木の懐に、茅葺屋根の小屋が何とも良い味わいなのです。棚田と小屋が印象派の絵画のようにも見えてくるようでした。

場所は松之山「留守原の棚田」というスポットですが、偶然通りかかった場所でした。

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また最後に見学した古小屋の外壁に丸い鏡を張り合わせた作品が何と素晴らしい事か。鏡貼りのエゲツナサが無く、周辺の木々が鏡に写り込み、風景に溶け込んで、あるいは透過したかのように見えるのが芸術作品なのでしょうね。

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武家屋敷から民話の里へ 其の二2015.10.04

【9月20日】

朝5時に起き、早い朝食を済ませて6時30分出発!どんよりした曇り空で、今にも雨が降りそうな空模様でしたが、しばらく走ると青空が広がり、気持ちも晴れやかな気分で高速入口付近で暫しの休憩。ここから(長野から)450キロの長い道のりです。

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新潟から山形への国道で「笹川の流れ」という日本海沿いを走る景色の良い道があります。今回は高速道路を離れ、この道をのんびり走りました。ここは荒れた日本海の波に揉まれた奇岩が多く、変化に富んだ国道です。途中道の駅で刺身定食と煮魚定食を堪能し、秋田へは夕方到着しました。本日の目的地は秋田市ですが、この秋田はどうしても行きたい場所という事では無く、この連休でホテルが唯一取れた場所だけなのです。

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幸いなことに、ホテルの隣は建築家 安藤忠雄設計の「秋田県立美術館」があり、チェックインした後、美術館へ。ここは昨年訪れた松山(四国)の「坂の上の雲ミュージアム」に似ています。同じ設計者だから….でしょうね。この美術館は画家「藤田嗣治」の絵が展示されている美術館ですが、「秋田の行事」という絵は、どことなくブリューゲルの絵に似ていて好印象でした。最後に水盤のあるカフェでのどを潤し、しばらくのんびり景色を堪能していると閉館のアナウンスで退場となりました。

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夜の食事は秋田駅周辺を慣れないipadを駆使しながら探しましたが、郷土料理が食べられる食事処はどこも予約でいっぱい。仕方なく駅ビルのレストラン街、比内地鶏の店で本日は電池切れとなりました。疲れた体を労わりながらホテルへ向かう途中見付けたバス停(バス発着所)がどことなく「秋田灯篭祭り」の提灯に似ており、良い雰囲気でした。   つづく

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武家屋敷から民話の里へ 其の一2015.09.23

シルバーウィークを利用し、東北を巡ってきました。今回は天気が良かったのでオートバイでのんびりと….。この東北巡りで感じた事は、なにも無い手付かずの美しい里山や人の優しさが感じ取れたことでしょうか。そして東北弁のなんと美しいこと。

10年ほど前、私にある建築家がこんな事を口にした事を思い出しました。「東北はいいよ!」「何も無く、何かを考えるにはもってこいの場所」「道は整備され、信号も少なく、のんびりできる」まさにこんな場所だったように思います。  つづく

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「夏の終わり 秋の始まり」2015.09.06

「4人分の席を用意してくださる!」

八ヶ岳では名の知れた清泉寮のレストランで遅い昼食をしていると、

「ねぇ、ちょっと….あっ、それからね…」

ツバの大きな帽子から流れるような長い髪に

大きなサングラスのご婦人が

ウェイターを何回も呼んでは細かな注文を。

これも避暑地の風物詩ですね。

ここ八ヶ岳では、早くも木々の色が少し黄色くなり

秋が始まりつつある景色と共に

ご婦人方の会話も、少しばかり聞き耳をたて楽しんで来ました。

 

この夏買ったパーコレーター持って

スヴェアのストーブ持って

いろいろとピクニック袋に入れて…♪♪

最後の夏を堪能するため

そして秋の気配を探しに

八ヶ岳へオートバイで出掛けてきました。

パーコレーター

清泉寮の賑やかさと反対に、野辺山天文台の少し錆ついたパラボラの脇には

少しばかり疲れたヒマワリが下を向いて咲いていて…最後の夏といったところでしょうか。

野辺山

また、途中寄った五稜郭「龍岡城」では、初めて淹れたパーコレーターでの珈琲が、

ざらっとした舌触りの感覚で、なぜかワイルドさも手伝って…「ん~旨い!」

ピクニック

そして、この地に咲くサルスベリもまた緑に映えて、綺麗な景色を見せてくれているものの

この花も散る頃には紅葉の季節が始まります。少し寂しいですね。

こんな季節の変わり目のツーリングは、仕事も忘れリフレッシュできますが、

今度は目の保養に秋の燃えるような山々を、のんびりと走りたいと今から楽しみです。

五稜郭

かやぶきの里2015.06.11

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梅雨入り直前の晴天の週末、越後地方をオートバイで廻ってきました。

今年は3年に一度開催される「越後妻有アートトリエンナーレ」の年で、

混雑する前に過去の作品群を見るのが目的でした。

 

オートバイ乗りの愛読書「ツーリングマップル」という本があるのですが、

たまに夜寝る前に眺めては、次のオートバイでの訪問先を探したりします。

で、地図に小さく「かやぶきの里」という文字を発見し、

今回の目的場所である越後地方ということもあり訪れた集落です。

 

茅葺の集落と田植えを終えた水田が、やけに懐かしく思えた光景で

この場所にしばらくボーっとしていると頬が緩んできました。

 

目を吊り上げて峠を走る楽しみには興味ありませんが

こんな景色を探しに、のんびりオートバイで散策するのは実に楽しいものです。