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年越しは京都で 其の一2023.01.09

年越しは京都で 其の一

昨年の暮れ、ホテルの予約が取れた。場所は京都。
「冬の京都、それも年取りを京都で過ごすのもいいね」
なんて…のんきな独り言を呟きながらHotels.comをポチっと。
春、夏、秋の京都はそれぞれ体験済でしたが冬の京都は初めて。


28日朝からしめ飾りを事務所玄関に結い付け、その後急きょ事務所を休みとし京都行きの準備に勤しんだ。来客頂いた方々にはご迷惑をお掛けしました。
移動手段はどうする?雪はどうかな?天気予報を睨みながら、年末年始の天気は良さそうなので、思い切って車で行くことにしました。それもスタットレスではなくノーマルタイヤで!
車は荷物も多く持って行けるし、ルーズな私には時間の制約が無いのもありがたい。
自宅前の道にはまだ雪氷が残り、出発当日の朝は少し雪も舞っていましたが予定通り車に荷物を積み込んで京都を目指しました。
(つづく)

2022年 大雪の寅年2022.01.14

2022年 本年もよろしくお願いします。
昨年末から長野地方は大雪です。おかげでスキー場の積雪は十分で、1月2日は絶好のスキー日和となり奥志賀高原に行ってきました。冬山の景色は白一色でとても美しく、スキー半分、景色を眺め過ごす時間が半分といった休日でした。この日は珍しくゴンドラリフトの待ち時間が1時間。景気が良くなってきたのでしょうか。今年はこの青空のように、すっきりした良い一年であればいいですね。

命の洗濯2019秋 其の八2021.07.21

「10月11日」薄曇り

命の洗濯最終日です。鳥取市内のホテルを後に京都天橋立に向かいました。以前何かの写真で目にした「余部橋梁」が帰りの途中にある事を道路標識で発見し急遽見学しました。この橋梁はかなり高いところに架かる鉄道用の橋のため、昔は強風の時には運行中止になるとか。今はちょっとした観光地でガラス張りのエレベーターまで付いて橋梁にある余部駅まで上ることができます。



今回最後に立ち寄った観光地は天橋立でしたが、以前何回か訪れた場所でもあり、あまり感動もせず、残りの時間はひたすら高速道路を自宅へ向けて走らせていました。

翌日の2019年10月12日は長野に台風の影響による大雨が降り続き、知り合いの家が床上浸水するなど、忘れられない旅の終わりとなりました。
(おわり)

命の洗濯2019秋 其の七2021.07.05

「10月10日」快晴

この日は広島を後に島根へ向かいました。中国自動車道、浜田自動車道で大朝インターまで走り、そこから石見街道(国道262号線)をひたすら石見銀山へ車を走らせました。車の往来が少ない石見街道は日本の原風景が広がる風光明媚な道、オートバイでのんびり走りたいと思える街道です。広島を朝早く出発したので朝10時に世界遺産でもある石見銀山の駐車場に到着しました。が、ここが世界遺産?と思えるほど人が少ないことに驚きました。駐車場に大きな案内地図があったので、とりあえずそれを見て町歩きを始めました。土壁や板壁の集落が点在する古い町並みをのんびり歩きましたが、鉱物の採取が盛んだった頃は賑わっていた集落、その後、労働者が若者が出ていき、開発されず取り残された恩恵で、今は静けさを取り戻した美しい町並みに見えました。今までいろいろと町並みを見てきましたが、同じような場所―美しい町並みが残る街道―が今は貴重な日本の原風景なのだと感じます。

自販機を隠す工夫が涙ぐましい。
出来れば自販機は撤去し、ちゃんとした手作りジュースが飲める場所があるといいな

街道沿いにはこんな気持ち良い雑貨屋さんがありました。実は現在進行中の住宅をこんなイメージで設計中です。

こんなステンドグラスがひとつあるだけで、豊かな空間になるのが不思議です。

この街道に点在する小さな店を冷やかし半分で散策するも、ここで購入したお土産はこの地域で昔から作っている飴を一袋だけ。石見銀山銘菓「げたのは」という素朴な味の飴ですが、実は2年たった今も事務所の冷蔵庫に眠っております。(そろそろ頂かないと)

石見銀山を後に出雲へ車を走らせ、お昼ごろ出雲大社に到着。出雲といえば出雲そばですね。大社近くのお蕎麦屋さんで三段そば?なるものを頂きました。長野のそばと違いますね。

腹ごなしに出雲大社をゆっくり散策しました。縁結びの神様で有名でもある大社には相変わらず女性同士または女性の一人旅が多く目に付きました。

左にちょっとだけ見えるのが拝殿、そして奥にご本殿とその先に八雲山があるはず…

ご本殿は伊勢神宮と比べ回廊から内部を少しのぞき見できます

今は使われていない駅舎。

旧駅舎の内部は折り上げ格天井とデザインされた照明器具。切符売り場との調和も素晴らしいものでした。


その後、前回出雲で時間を費やして行けなかった松江に車を走らせました。宍道湖を横に見ながら暫しのドライブを堪能し松江城前の駐車場に車を停め、松江城と小泉八雲住居後を見学しました。ここは町並みがきれいな場所で、好きになりました。



そしてこの日は鳥取のホテルまでハードな旅でした。
(つづく)

 

命の洗濯2019秋 其の六2021.06.28

コロナ禍では流石に命の洗濯にも行けず、途中で止まっていた「命の洗濯2019秋」をようやく書き終えました。残り3日間の記録を数回に分けてアップします。

「10月9日」快晴

この日は朝から雲一つない晴天!とても気持ち良い朝を迎えました。ホテルで早めの朝食を済ませた後、呉に向かいました。呉に着いて無意識に眺めたのが広島市方面の山。前日の広島平和記念資料館で知った呉から山越しに見えたキノコ雲を想像していました。頭の中には資料館で目にした山の背面に姿を現したキノコ雲、当時の人々はこの山の背後に恐ろしい光景を見たように、頭の中は過去にタイムスリップしていました。そう、資料館の写真を目にしている風景と重ね合わせていたのです。そして原爆投下の日も今日と同じ快晴だったようです。

しばらくぼーっとした後、「てつのくじら館」へ。ここでは大きな潜水艦が出迎えてくれました。さすが造船の街といった印象です。この資料館は確か無料だったと記憶しています。何種類もの潜水艦の展示があり、内部に入ることができる潜水艦までありました。船内はとても狭く窓もなく、我々建築設計者では設計しない機能的な船内空間を体感することができました。

つづいて「大和ミュージアム」へ。ここは精巧な戦艦ヤマトの大きな模型が展示され圧倒されます。

午前中は何やら歴史の、それも悲劇の歴史を体感したようで、心のゆとりが無くなってきました。気を取り直しお昼にカレーで有名?な「港町珈琲店」で海軍さんのカレーを食べることに。店内の気持ち良い2階のデッキテラスで海上自衛隊の駆逐艦?などを見ながら荒波でもお皿からこぼれ落ちない、ねっとりしたカレーを堪能しました。これが本当に旨いのです。旅行の疲れもあり、しばらくテラスで海を眺めて過ごし、帰りにお土産のカレーをお買い上げ。

その後、広島市の毘沙門台にあるカフェ・ダスティアーツへ。この店は建築家(谷尻誠氏)が設計した広島市内を見下ろせる高台に建つカフェで今日の目的地のひとつでした。

夕景をカウンターから眺めながら珈琲とクッキーを頬張りながら休憩しました。

広島に戻り夕飯は、地元の人たちで賑わっていたお好み焼き店へ。「そうですか、はるばる長野から来たのですか」と広島弁でマスターから、お隣のお客さんから激励の言葉で長い一日が終わりました。
(つづく)

 

命の洗濯2019秋 其の五2021.01.05

「10月8日」曇りのち晴れ
呉にあるホテルで朝を迎えたのですが、周辺の大和ミュージアムはじめ博物館は残念ながら休館日でした。仕方がないので予定を変更し急遽広島市へ向かいました。地図を見ると広島市街は呉からひと山超えた先。グーグル先生頼りに目的地へ向かったのですが、細い道や大通りをいきなり右折の指示があり冒険のドライブを楽しませてもらいました。広島市街でまず車を宿泊先のホテルに停め、荷物をホテルに預け広島市街の大通りを散策しました。ホテルからのんびり大通りを歩くこと15分程で原爆ドームがある平和記念公園に到着しました。修学旅行以来の原爆ドームが今も変わらず建っており少し感激。広島平和記念資料館の前には多くの観光客がチケットを求め長蛇の列でした。原爆の惨状を見学に来たのでしょうか、海外から来た観光客が日本人より多く感じます。ここはインバウンドもまだ少なかった40年前と違うところでしょうね。私も大柄な観光客と共に丹下健三設計のこの記念館の見学と展示物をじっくり見ながら敗戦に追い込んだ原子爆弾の脅威を目の当たりにしました。少し前に「アルキメデスの大戦」という映画を観た影響もあり興味深く見学できました。




その後広島で旬な「おりずるタワー」を見学して、お昼にお好み屋さんの暖簾をくぐり広島風の味を堪能しました。広島での目的のひとつが「世界平和祈念堂」の見学です。ここは尊敬する建築家の故村野藤吾氏が設計した教会なのです。

装飾がきれいな銅製の扉を潜り教会内に入ると正面にはキリスト像、そしてステンドグラスが我々を出迎えるかのようでした。しばらく木製の長椅子に腰を掛け室内を見回すと、一人で椅子に座っている異国の観光客らしい女性が涙を拭っている姿を目にしました。原爆による大量死を嘆きイエスに祈っているかのようにも感じ、ここはそんな人々のための教会なのかもしれませんね。そしてもう一方、カメラマンらしき人がひとり大きな三脚を抱え丁寧に写真撮影に精を出していました。私も見習って、遠慮がちに、でも大胆に写真を撮り始めました。


命の洗濯2020 秋 序2020.12.02

楓の葉が少し赤くなり始めた京都へ
観光客が少ない京都へ
コロナが少し落ち着いていた京都へ
今回は車で訪れました
命の洗濯2019 秋を書き終えたら 詳細はアップしたいと…

文化の違いでしょうか?2020.10.22

〆切物件をひとつ終え、先週は久しぶりの休日でした。
11年事務所の車として働いてくれたジムニーが壊れ、新しく迎い入れたフランス嬢で昨年初めて訪れた「魚沼の里-みんなの社員食堂」を再訪。道中見つけた茅葺の神社で日本とフランスの対比をカメラでパシャリ!湿度を感じる日本家屋と、さっぱりとしたフランスの車がどことなく対峙しているようで、そうでもないような…
屋根を大きく開けた車で秋空の気持ち良い一日を満喫できました。

命の洗濯2019秋 其の四2020.09.21

「命の洗濯2020夏-東北」を計画していましたが…
やはりはコロナ禍の影響で中止としました。
で、一年前の「命の洗濯」も書き終えていないのに時期尚早でしたね。 記憶を辿って….

「10月7日」晴れ
尾道から「しまなみ海道」そして「とびしま街道」を走り広島県の呉に向かいました。前日から福山市のホテルに宿泊したのですが、マンションからホテルへとリノベーションした宿泊施設としては珍しいケースかと思い興味本位で予約を入れ体験宿泊しました。部屋に入った瞬間は「ん?普通のアパートにベッドを置いただけか~」と感じたのですが、浴室は少し快適で、1階のレストランバーが居心地良く、なかなか快適なホテルに思うようになってきました。これは今後を見据えた設計アイディアの参考になりますね。そして翌朝、1階のバーで食べる朝食とオレンジジュースが美味く気持ち良くホテルを後にしました。

車に荷物を積み込み、まずは尾道の隣島「向島」で寄り道。というのも尾道駅の土産店で店主から「うしおチョコレートが絶品、 ぜひ立ち寄ってみて下さい!」などと言われ、ついついその気に。ここ瀬戸内海に浮かぶ島々や四国の地形は起伏が激しいのが特徴ですが、ここ向島も細い道と急坂の連続で「あれ~道間違えたかな?」と思う荒れた道を走り、行き着いたところは観光地化されていない見晴らしの良い場所でした。ここに「うしおチョコレート工場」はひっそりと建っていて、ゆっくりと時間が流れているようで癒しスポット満載な工場です。うしおチョコレートはチョコにしてはちょっと高価ですが、六角形の包装とデザインが気に入りご近所縁者の分まで購入しました。


続いて因島の発酵パークに立ち寄り、それから生口島に渡り「未来心の丘」がある耕三寺へ。後になって判ったのですが、ここ耕三寺にある博物館には「佐竹本三十六歌仙」の1枚が展示されていたようです。元々は絵巻でしたが、海外流出防止策として絵巻を切り分け、それを複数の資産家に売却、保管依頼した経緯があり、以前から興味あった絵なので博物館に立ち寄らなかったことを今になって後悔しています。

耕三寺は日光東照宮のようですね。この境内には「未来心の丘」という大理石で作った彫刻があります。お寺にはどうかと思いましたが、なかなか瀬戸内海が地中海に思えてきました。

続いて隣の大三島に渡り昼食に何か旨いものがないかネットで探し「大漁」というお寿司屋さんに辿り着きました。ここは値段が安くてびっくり!記憶が定かでないのですが、ちらし寿司で500円程度かと記憶しています。
そしてお昼を食べ外に出ると、隣の神社でなにやら人だかりが。気になって覗いてみると、なんと「ひとり相撲」を披露しているではありませんか。この一人相撲は大山祇神社の境内で毎年秋に行われる愛媛県の無形民俗文化財らしく、偶然に見ることができ良い記念となりました。

この神社の四国寄りの突端に宗方という港があります。この港から岡村島へ船で移動しないと、呉へは行けません。一日数便と本数が少ない連絡船に車を乗せての移動ですが、乗船時間も差し迫っているというのに、この大三島には建築家が自ら設計した「伊藤豊雄建築ミュージアム」があり、ここも外せません。少し車のタイヤを鳴らしながら…(イメージです)建築ミュージアムにたどり着くと、なんと休館日!数台のバイカーもツーリングで立ち寄ったのでしょうか、残念そうにしばらくミュージアムを眺めて走り去って行きました。私も早足で施設を回り写真を撮って港に向かいました。

連絡船に車を載せ到着したのが岡村島。小さな島です。ここには御手洗という古い町並みが残っており、この集落が発祥といわれる「SCHOOL」通学路の看板の原型が今も路地に残っています。この看板に描かれている子供は随分と足の長いですねー。羨ましい!




人がほとんど見かけないこの集落で、なぜか飼い猫が私に近寄って、離れようとしないのです。一緒に遊んで欲しかったのでしょうか。しばし戯れ~。

地方へ旅行すると文化の違いを目にします。果物だったり、お土産や景色など私の住んでいる長野市とはずいぶんと目にするものが違います。今回初めてみかんやレモンの木を見たり、これも旅行の醍醐味ですね。

集落を丘の上から陽が西に傾くまで眺め、とびしま街道を呉に走らせ夕方ホテルに到着しました。ホテルで少し休んだ後、近くの若者が集まるバルのような居酒屋で、飲めもしないアルコールを嗜みながら、店員と少し雑談して呉の夜は更けていきました。



(つづく)

 

 

 

命の洗濯2019秋 其の三2020.06.10

「10月6日」曇り後晴れ
早朝、岡山大学へ。休日のため学生はほとんど見かけないキャンパスに、カメラ片手にきょろきょろと散策しました。ここでの目的は岡山大学Jテラス(SANNA設計)の見学です。
緑の多いキャンパスに鉄骨の細い柱とガラスの壁と弧を描くような薄い屋根。雑誌で見た印象と違いキャンパス内に佇むこのテラスに一目惚れ!してしまいました。まるで森の中にいるような…建物の存在が消された印象です。当日は休日のため建物内に入ることができず、内部から体感できなかったことがとても残念でした。これは次回に持ち越しですね。


岡山を後に、広島県の福山市にある神勝寺に向かいました。ここは禅と庭のミュージアム「洸庭」が建築的には見所です。広大な敷地には茶室や入浴施設、食事処なども点在しています。入口には建築家:藤森照信氏設計の受付処も。お寺というよりテーマパーク?といった印象です。まずは洸庭で暗黒の禅?を体験しました。詳しくは説明しませんが、大海原に独りぼっち!といった感覚で、瞑想には程よい音と光と闇の演出に我を忘れることもしばしば。その後境内をゆっくり散歩し茶屋で一服した後、尾道へ向いました。




目的はラーメン。前回尾道を訪れた際、ここのラーメンが忘れられず、時間もお昼時ということもありラーメンを食べることに。尾道周辺の気になる建築物は前回ほぼ満喫したので「尾道ラーメン」の看板だけを目で追って車を走らせました。尾道という町は路地が多く山が海辺まで迫っている地域柄、駐車場探しに苦労します。そしてサイクリストの聖地「しまなみ海道」の出発点だけあって車に自転車を積んだ観光客をよく見かけました。いつか時間に余裕ができたら、ここから四国まで自力で挑戦したい。この後は車でしまなみ海道を堪能しました。(つづく)

命の洗濯2019秋 其の二2019.11.20

「10月5日」 晴れ
瀬戸内国際芸術祭2019が開催されている直島へ。海が近くにあり、大小さまざまな島が目の前に広がり、長野とは対照的な風景に遠くに来たと実感が沸きます。SANAA設計の「海の駅なおしま」を眺め、レンタサイクルショップへ。島めぐりは自転車がいいですね。まずは草間弥生作の赤カボチャに挨拶し、藤本壮介作の「直島パヴィリオン」を眺めながら島の地図を片手に行先を思案。地図を見ていると、あちこちに作品群が記載され芸術の島を実感します。





10月の瀬戸内海は日差しも強く、海もキラキラと光が奇麗です。急な坂道を自転車で走ると額から汗がほとばしり、日頃運動していない体が悲鳴を上げ始めていた時、丁度良いところに野立傘が。芸術作品の元床屋さん前のスタンドでマンゴージュースを飲みながら、しばし心地よい風を感じつつ作品を眺めていました。途中、石井和紘設計の直島幼稚園も遠くから俯瞰し現在思案中の保育園の構想に思いを巡らせる。今回初めて知ったのですが、直島は石井和紘氏設計の建築が多かったのですね。直島の庁舎もいい感じです。





そして隣が今回目的のひとつ、三分一博志設計の「直島ホール」。屋根の頂部に風を通す仕掛けがあり、ホール内を負圧にし、腰壁から風を取り込むという省エネを試みた建物です。


三分一博志氏は、昔訪れた犬島アートプロジェクトで知ったのですが、そこに設計者の挨拶文としてこんな文面が描かれていました。
(最後の写真は犬島アートプロジェクト)

「今までかえりみられることのなかったもの、捨てられてきたものに新たな価値を見出し、地球と知的な関係を築いていくこと。それが建築として表情をあらわしたとき時代を超え親しまれていくと信じている。」 と (つづく)