現在進行中2!2023.10.20
残り1ヵ月の工事期間しかない保育園の工事現場です。
写真は階段ホールですが、天井を円形加工しトップライトもありと、こんな面倒な設計に付き合って頂いている職人さんに感謝!
残り1ヵ月の工事期間しかない保育園の工事現場です。
写真は階段ホールですが、天井を円形加工しトップライトもありと、こんな面倒な設計に付き合って頂いている職人さんに感謝!
現在設計中の医療関係現場です。
この機械を使って地盤の硬さの調査をお願いしている写真ですが、結果は硬い地盤でほっとしたところ。予定より2ヵ月遅れの基本設計中ですが、そろそろ次のステップに進まないと…
実は少し焦っております。
4月10日 晴れ
奈良最終日。ホテルに荷物を預け歩いて奈良公園を散策をしました。まず初めに前回の奈良滞在で見ることのできなかった興福寺(国宝館)にある「阿修羅像」。まだ団体旅行客が少ない今回は、朝一番に少し並んでゆっくり鑑賞することが出来ました。京都にある広隆寺の弥勒菩薩の優しい顔と比べ、阿修羅は幼い顔?でありながらその眼光はどこか鋭いようにも見えました。小さな国宝館でしたが時間を掛けてゆっくり拝観できて大満足!
その後東大寺方面へのんびりと散策しながら向かいました。奈良公園には海外の観光客が多く鹿との写真撮影を楽しんでいました。それにしても店の人たちは鹿の糞の掃除が大変そうですが、これも神の使いゆえ仕方ないのでしょうね。
東大寺は何回か見学しましたが、鎌倉時代の東大寺の模型があったのは今回初めて知りました。前回までは観光客が多く人混みが嫌いな私は足早にスルーしてしまったのでしょうね。鎌倉時代の東大寺は唐招提寺にも似ていてどちらかというとこの時代の東大寺が好きになりました。
奈良最後の目的地は「奈良ホテル」
コロナ禍の頃はここも格安で宿泊できたのですが、それを逃してしまった事を今も後悔していたのでランチだけでも!と立ち寄りました。私には縁のないクラシックホテルは落ち着いた別世界です。お腹も満たされたので腹ごなしに宿泊先まで散歩しました。その後車に荷物を積んで帰りは大神神社、長谷寺経由で帰宅しました。(完)
そうそう、今回は二月堂までは行けなかったのですが、次回はお水取りの時に行きたいなぁなどと妄想しております。
4月9日 晴れ(後半)
大神神社を後にして明日香村へ向かいました。明日香村はのどかな山村地域で好きな場所です。そして今回初めて訪れた飛鳥寺。
この寺の大仏様(通称:飛鳥大仏)が以前勤めていた事務所の上司にすごく似ているのです。それに魅かれて尋ねたのではないのですが、実物を目の当たりにしてやはりどこか似ていて親近感が…なんて不謹慎ですね。そしてこの大仏様の顔の向きが少し右向きになっているのも興味深いところです。理由をご住職から聞いたところ、橘寺の方向を向いているのだとか。この時代の大仏様は面長で京都より奈良の大仏様といった印象ですね。
つづいて飛鳥大仏様の見ている橘寺へ。ここは聖徳太子誕生の地で有名な寺。駐車場の桜は見事に散ってしまっていましたが、境内の普賢像桜がなんとか花を咲かせていました。春の奈良散策は建築探訪など忘れ、こんな季節を感じながらの寺巡りがいいですね。いつもの旅は眉間に皺を寄せ建築巡りに精を出しのんびりすることがあまりないのです。
境内には飛鳥時代のなんと愛くるしい二面像なる顔をも。こんな石像は奈良には沢山あるのも興味津々です。
明日香村で最後に訪れたのが岡寺。ここは少し標高が高い山麓にあるため桜も青空に精一杯頑張って最期の花を付けていました。岡寺は厄除けの寺なのですね。この場所に来るまで知らずにいたのですが、ちょうど厄年だった私、厄払いの良い機会を頂きました。目的があって訪れる旅も良いですが、こんな偶然の賜物に感謝です!
奈良に来ると必ず訪れる大好きな薬師寺と唐招提寺へ。
10年ほどの改修工事を終えた薬師寺の東塔を13年ぶりに眺め、(また来たよ)と、ため口でつぶやいて…晴天の下での再会でした。
薬師寺から唐招提寺へは丁度よい散策路で好きな道のひとつです。唐招提寺は相変わらず均整の取れた金堂にうっとり。閉館近くで観光客も少なかったのでしばらく眺めておりました。
「明日香村こぼれ話」
明日香村は車で巡っていましたが、それぞれのお寺さんには専用駐車場があって、ほとんど無料だったかと思うのですが、私が利用した駐車場が何と有料。お寺に隣接した駐車場で親しげに話しかけ寺の案内までして頂いたので、てっきりお寺さんの専用駐車場と思っていましたが、なんと私有地の駐車場。場所によってはお茶を出して和菓子まで提供(販売)している駐車場もあり、利用する側からすると有難い駐車場でもありました。ある私設駐車場の方に伺ったのですが明日香は遺跡類が多く、農地でありながら農作業が効率的にできず仕方なく駐車場や、イチゴハウスで生計を立てているとの事。駐車場代返せ!など思わず、こんな事情を聞くことができ、細やかではありますが貢献になったのかな、なんて、おこがましいですね。(つづく)
4月9日 晴れ
この日は奈良の町を離れ車で移動しました。古事記や日本書紀にも記録があるという日本最古の道「山の辺の道」の出発点へ車を走らせました。目的は神様の山「三輪山」の麓にある大神神社(おおみわじんじゃ)です。ここも日本最古の神社だとか。
大神神社の駐車場に9時30分ごろ到着したのですが、ほぼ満車状態にびっくり。係員に尋ねたところ「春の大神祭」だとか。参道は大木に覆われ厳かな佇まいで神の領域へと誘う感がヒシヒシと伝わります。残念ながら拝殿等は大神祭の神事に列席する方々で占められ落ち着いて参拝することは許されませんでした。狩衣というのでしょうか神主さんが着る奇麗な色の衣装(赤、黒、青、白)を身にまとった神職?10名程が列を成して参道から歩いて目の前を通り過ぎて行きました。駐車に苦労の甲斐あって貴重なお祭りを拝見できましたが、肝心の拝殿などを近くで参拝することが出来ず残念。と思ったので翌日も訪問しました。
(つづく)
某クリニックの外観を検討して一週間が経ちました。
スケッチを描いたり、PC上でCG検討したり…
それがですね、これだ!という案が浮かばないのです。
最後の手段は模型。
以前のように自分の手をたくさん動かし頭に働きかけたら…
案外私らしいクリニックの外観になる?
いやいや、なるように頑張るのみです。
2023年4月8日 曇り時々雨
いつものように車に荷物を積み込み奈良へ向け出発。長野自動車道から名神経由で亀山ICまで高速道路を利用し、それから高速道路のような国道25号線で天理まで。天理には見たい施設があって初めてこの街に足を踏み入れたのですが、天理教の街だけあって宗教施設が街を占める様は一種独特の雰囲気がありました。目的地は天理駅前。ここに「駅前広場コフフン」があります。名前の通り駅前のイベント空間を奈良に多く点在している古墳をイメージしたイベント広場です。当日は残念ながら雨のため利用禁止。白い塗装が汚れ防止の仕様なのか雨で滑りやすく足元がおぼつかないのです。施設に入ることが出来なく残念ですが写真を撮ってここを後にしました。
その後「中川政七商店本社」へ。ここは外壁の色使いや単調な面からなる外壁をリズム感のある屋根で特徴付けている面白さがあり、自分の目で見てその特徴を感じ取りたかった施設。で、この会社名に妻が反応を示したのです「ここの店は有名だよ、せっかく奈良に来たのだから寄ってみたい!」とスマホを手に取りショップ地図を私にかざして…
ホテルのチェックイン時間も過ぎたので一旦ホテルに入り、ベッドでウトウト…。雨雲が夕方には青空へと変わり、午睡もして元気になったのでホテル前から出ているバスで奈良公園方面へ。公園を鹿と共にのんびり散策しながら久しぶりに訪れた東大寺。何回訪れても木造の建造物としてはその大きさに圧倒されてしまいます。
拝観時間を過ぎているため周辺を散策しながら中川政七商店のショップへ。なるほど素材感が良さそうな商品が目を惹き一点だけお買い上げ。
(つづく)
しばらくコロナ禍で中止していた「命の洗濯」シリーズを再開しました。真夏の酷暑になぜか心が動いた奥只見。大雨に見舞われながら目にした東日本大地震跡の海岸線。今回はお盆休暇を利用して東北を巡った3日間です。(つづく)
最近医療施設の設計が重なりました。医療施設はそれぞれの専門分野で設計ハードルが高く、打合せにも余念がありません。
イメージCGは現在、歯科医院の基本設計中のものですが、歯科治療は細かな動作(動線)も多く、診療効率に大きく左右される分野のひとつかと思います。まだまだ検討事項が多いなか、外観も並行して進めていますが、建築地は外観の制約が多い地域であり、実は頭が痛いのです。医療施設の外観は医院の顔であり、街の目じるし的な存在にもなりうる施設、良い目じるし(シンボル)となるべく内部構成から外観も含め目下奮闘中です。
2023年4月8日 曇り時々雨
桜といえば奈良県の東に位置する吉野が有名ですね。その桜を求めて奈良へ行ったのですが、今年の桜開花は例年と較べ早すぎて吉野の上千本まで桜は既に葉桜の模様。そこで急遽奈良のお寺と仏像巡りに変更した癒し旅の記録です。(つづく)
今年度完成予定の保育園の外壁色を検討しております。今までは2次元の図面に色を塗り、頭の中で立体をイメージしながら素材や色などを検討してました。今回は初めて現在習得中の3次元設計(BIM)を駆使し、まずは外部の素材を検討中です。非常に便利な設計ツールですが、自分の頭の想像力やスケッチ力が衰えてしまうのではないかと、少し心配です。これからは図面作成の効率が良くなり時間が浮いた分、スケッチや設計の思想、また技術的な習得に時間を掛けようかと。
リスキリング!仕事の効率化!時代の流れですね。
2023年1月1日 晴れ
ホテルで正月らしく少しのんびりした後、チェックアウト。ホテル駐車場には我々のような旅行客(県外ナンバー)の車ばかり。
比較的空いている京都市内の名所を車から眺めながら最後の目的地「大原」へ向かいました。大原へは国道367号線を福井方面へ向かって山道を進んでいきます。大原といえばシバ漬ですね。前回の京都旅行の際、大原で初めて買ったシバ漬けが美味しく、今回は正月なので予め京都駅で購入しておきました。京都市内から1時間ほど走り大原のバス停近くの駐車場を発見。ここに車を停めて徒歩で三千院を目指します。今までは大原付近の駐車場は混雑して車を停めるのに一苦労でしたが、今回は元旦の午前中だけあって駐車場は空いていました。呂川沿いの大原女の小道をしばらく歩くと三千院の御殿門が現れました。お正月だけあって立派な松飾りが門扉を引き立てていて、改めて日本の文化の素晴らしさを感じました。
三千院は苔の庭と簡素なお堂(往生極楽院)との調和がとても美しいと個人的には思います。この小さなお堂に大和座りの大きな阿弥陀様を納めるため天井を船底に折り上げている事でも有名ですね。今回の三千院は人が少なくのんびり拝観出来て幸運でした。
こんな「わらべ地蔵」を探すのも楽しいですね。
最後に金色不動堂脇で御朱印を頂き、近くの休憩所で休もうとすると、中で手招きしているご婦人方と目が合い引き込まれた先が、無料で振舞っているという梅茶のコーナー。有難く頂くと、しばらくして営業トークの嵐。仕方ないのでひとパック購入させて頂きました。これで京都の名所めぐりはすべて終わり、高速道路も安全運転で帰りの途につきました。
最後に、安全運転に功を奏したのか車の燃費が今までで最高!安全運転は人にも地球にも優しいですね。(完)