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子供部屋どうする?2025.03.21

そろそろ家を建てたい!子供の学習環境を良くするために。
そして、こんなキッチンあんなリビングがいい。などなど
住宅を計画するにあたり、みなさん色々な希望、想いがあって話をしてくれます。打合せのなかで楽しい時間ですね。

話は本題に移ります。子供部屋の話です。この話をするにあたり、なぜ子供部屋を取り上げたかを説明します。事務所を開設して25年になります。開設した当時のお施主さんの住まいは既に25年近くになりますが、皆さん口をそろえて「子供が大学へ行ってしまって・結婚して家から離れて寂しい・夫婦二人では家が大きく感じる・使わない部屋が増えて…」といった悩みを打ち明けてくれます。確かに使わない部屋がある事で冷暖房など光熱費も非効率的でありますね。「子供部屋」それは子どもにとっての城であり、親にとっては勉強をしてくれる大切な部屋!といったそれぞれの想いがあります。だから親の夢でもある子供部屋は大きく、太陽光が入る良い場所に創ってあげたいという気持ちも良く分かります。ただ将来を見据えた時その部屋をどう利用していくのか。そこを考えないで設計する事は非常に危険だと思うのです。考え方は様々ですが今回ご紹介する住宅の子供部屋を次の方針で設計に取組んだ住宅です。

1,まずは住宅の一番環境の良い場所は家族が過ごす場所とする
2,子供は将来独立して家から出て行く可能性が高い
3,子供の部屋は寝るための部屋であり、集中して暗記などの勉強をする部屋
4,部屋の明るさが時間ごとに変化の無い落ち着いた環境とする
5,子供部屋は将来臨機応変に対応出来る簡易壁などリノベできる構造とする

女の子の部屋に奥様のカラーを添えて


リノベーションにより押入が子供用寝室とクローゼットに


家族の集まる空間を充実させ、子供の空間はシンプル&コンパクトに

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