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神話の国 出雲へ 其の22016.10.26

「8月11日 快晴」
今回の移動手段はオートバイです。それも買ったばかりのイタリア車(モトグッチ)。だからエンジンなどの慣らしを兼ねた旅となりました。
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初日の目的地は「京都-天の橋立・伊根の街並み」「兵庫-城崎温泉」日本海はオートバイでの旅にぴったり。車は少ないし、道路は広くてきれい。でも単調な高速道路はあまり好きではありません。疲れては休み、喉を潤し、トイレへ、の繰り返し。
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天の橋立近くにお地蔵さん郡発見。目を吊り上げず、のんびり走っているとこんな光景も見逃しません。
3-zizou伊根への道は細く両脇には木造の漁師が住む家並みといった風情ある道です。お盆休みなのか、活気が感じられません。少しの観光客と、客引き?の係員たち。その方たちを横目に漁師町を散策し一休み
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しばらく城崎温泉方面を目指して走っていると、趣のある駅舎を発見しました。久美浜駅です。ここでしばらく駅舎脇のベンチで休憩していると、タクシーの運転手から話しかけられ、雑談しながら目線は駅舎を眺めて…。夕方の見知らぬ場所で、見知らぬ人とのんびり佇むなんて贅沢な時間ですね。こういう光景を非日常というのでしょうか。
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かの県議で話題になった「城崎温泉」。柳と水の流れがとても趣があります。そして長野の温泉街と違い、若者が多いのにもびっくり。浴衣に柳、そして太鼓橋に…温泉文化最高!
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命の洗濯 其の六2016.08.19

「5月3日 薄曇り」

岡山市内のホテルの窓から岡山後楽園が望めました。生憎時間の関係で見学はできませんでしたが、次回の目的地として取っておくことにしました。この日は長野に帰るだけなので少しのんびりしながらのチェックアウトとなりました。と考えていたのですが、走り始めて少し経つと今回旅行の名残惜しさが残ります。貧乏性なのでしょうね。山陽自動車道から舞鶴若狭自動車道へと反れ、そして京都の国道162号線(円山街道)を走っていました。目的地は「かやぶきの里」です。(本当はオートバイで来たかった場所なのです)連休でしたが道は混雑もせず順調に目的地に到着しました。駐車場に車を停め、この里を散策しました。風景を描いている観光客や写真を撮ってはしゃいでいる若者たち。そして私のように町並みをキョロキョロしている不審者のような行動は、ここに住んでいる人たちにとっては迷惑なのでしょうね。なんて住人になった気になっての散策でした。(おわり)
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神話の国 出雲へ 其の12016.08.18

お盆休暇を利用して出雲まで足を伸ばしてきました。近代建築の見学と古代への興味のみで、この暑い夏の日差しに耐え、しかもオートバイで巡ってきました。山陰地方は初めて足を踏み入れた地だけに、とても魅力的で神秘に満ち印象深い旅となりました。

「命の洗濯」の後、アップしたいと思います。
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命の洗濯 其の五2016.08.02

「5月2日 晴れ」
ホテルを早めにチェックアウトし尾道に向かいました。自転車乗りには有名らしい「しまなみ海道」の起点となる町であり、小津安二郎監督「東京物語」の撮影地としても名の知れた場所。まず自転車乗りの宿泊拠点でもある「U2」へ。ここは倉庫をリノベーションし宿泊とショップに生まれ変わった施設ですが、驚いたことに外国から来たサイクリストが多いこと。また遠方から車にキャリアを付けた自転車乗りが楽しそうに四国に向け自転車を走らせているシーンを見ると、いつか自分もという気持ちになってしまうのに驚きです。まさに自転車とロケ地で集客に成功した町という印象でした。そして我々もこのショップで珍しい柑橘系の高額なドリンクを購入しましたが、味は人それぞれ…。
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気を取り直して坂道の多い尾道へと散策。神戸の北野地区と同じように、ここも足腰を鍛えないと暮らせないほど坂のある町です。日頃の運動不足を悔みながら汗だくで坂の途中で休むと、5月の風が心地よく、何より瀬戸内海を見降ろすこの場所に癒しを感じます。
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そして、次に向かう場所はかなりの田舎のようなので、昼食を尾道のパン屋さんで購入しまし、岡山の高梁方面に向かいます。途中偶然見つけた豪邸「広兼邸」は映画「八つ墓村」のロケ地になったようです。ちょうどお昼の時間帯なので屋根のある休憩所でパンを頬張りながら八つ墓村を眺めました。
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今日の目的地「吹屋ふるさと村」です。ベンガラの町として名の知れた地域ですが、ここは喫茶など休む場所が少ないのが残念です。しかし町の景観としては壁や屋根の色を統一した綺麗な街並みでした。
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岡山のホテルに向かう途中、「備中国分寺」を夕暮れ時に見学しました。ここは前回「吉備津神社」を訪れた際、時間の都合で寄れなかった寺でした。
8(つづく)

命の洗濯 其の四2016.07.16

「5月1日 快晴」  記憶を思い返しながら…
良く晴れた気持ちの良い朝です。職業柄、朝から建築視察へ。まずは「ものづくり大学校」というコンクリート造の学校を見に行きました。簡素な造りに見えて、細かなデザインが好きな建物です。陰影がはっきり出て建物の奥行き感が写真で見るより鮮明です。1-1続いて近くに同じ設計者が設計した「筑紫の丘斎」に行ったのですが、管理人に見学の旨を伝え静かに視察していると、快晴の日にも係らずなんとなく寂しく見えて…興味本位で来た訳ではないのですが、少し後ろめたさも感じます。1-2そろそろ相棒が飽きてきたので近くに竜野市という古い町並みの残る場所があるのですが、そこに名物「しょうゆ饅頭」があると聞き足を伸ばしました。近くには、そうめんで有名な「揖保の糸」の揖保川が流れ、のどかな雰囲気です。街並みを散策し(といってもあまり見るところがないのです)造り醤油工場を見学。そして目的の店「春風」という和菓子屋を訪ねました。が看板はあるのですが半年前に店を閉めてしまったようです。仕方なく別の和菓子屋さんでしょうゆ饅頭を購入。味は….でした。お土産にと日持ちを確認すると賞味期間は当日と言われ、買わなかったことに内心 ほっ。1-3「旧閑谷学校」この施設は数年前、建築雑誌で目にし、一度行きたかった場所でこの旅行の本丸でもあります。ここは岡山藩主が建てた庶民のための学校です。講堂(国宝)が残っているのですが、木造にもかかわらず、ほとんど床や構造材に狂いが無く、当時の職人さんの意気込みが感じられます。武士の学校ではなく、庶民の学校ということで造る気持に違いがあったのでしょうか1-4更に象徴的な丸みを帯びた石垣が周囲の緑や学校と良く合っています1-5名残惜しいのですが広島へ向け車を走らせます。快晴のゴールデンウィーク真っ只中だけあってバイカーが多く、車で来た事を少し悔やんでいたので、せめてバイカーの後をついてツーリング気分に浸っていると、あまり綺麗ではないラーメン屋に入って行くではありませんか。一旦は見送ったのですがここは旨いはず!と引き返しその店に入りました。いわゆる尾道ラーメンということのようです。初めて食べた尾道ラーメンはとても旨く後味も悪くありません。1-6昼食も済ませ尾道の近くに造船所が立ち並ぶ町にたどり着きました。この近くには「リボンチャペル」と「造船所の寮–(雑誌に掲載された寮)」を見学。1-71-8いろいろ巡っていると偶然、最近雑誌に取り上げられた住宅を発見しました。写真で見た時は銀色の派手な住宅、という印象でしたが、実際目の当たりにすると好印象。周囲の緑が外壁に反射して良く馴染んでいました。この辺は狭い道で更に急坂が多く我が家の車はとても困難極まる道でしたが、思わぬ収穫もあり満足しました。1-91-10そして本日最後は再開発で消滅危惧との噂のあった港町「鞆の浦」で夕方の潮風を受けてひと休み。ここは重松清の小説「流星ワゴン」TVドラマの舞台にもなった町です。(つづく)1-11

命の洗濯 其の三2016.05.27

「4月30日つづき」
この日はひたすら変化の無い高速道路を、ただただ走るだけ。相棒と運転を交代しながら順調に距離が延びます。連休のため中央道、名神高速道は混雑するだろうと考え、日本海を西へ進む北陸自動車道経由で姫路を目指しました。朝の5時出発のため、相棒は6時には前日用意しておいたオニギリとバナナを頬張り始め、私はと言うと、こんな時はいつも直感が鋭いもので、覆面パトを第六感でキャッチし、急減速したりと運転を楽しんでいると、私の後続車は「パトカーの後に続け」という電光盤に引き寄せられておりました。そんなスリルを楽しみながらお昼には姫路入りとなり、ホテルに荷物を預け姫路の街へGO!
himezi1初姫路城ですが、「烏城」と呼ばれる黒く美しい松本城と対比するかのような白が綺麗な「白鷺城」は想像以上に美しく、期待以上でした。

himezi2覚悟はしておりましたが、「天守閣まで2時間待ち」

himezi3白く輝く屋根は漆喰の色が光で乱反射しているからですね

himezi4姫路城隣の「好古園」は人もまばらで落ち着いた庭園でお勧めです。時間が夕方ということもあり、抹茶を戴けなかったのは残念ですが..

(つづく)

命の洗濯 其の二2016.05.09

「4月30日」

早朝5時の出発ですが、荷物やらの準備に相棒が遅れ気味なので、待っている時間に普段あまり乗っていない車の写真を撮りました。この車、実は購入して10年目ですがオドメーターは4.5万キロと情けないほど乗っておりません。でも故障が多いとか、乗りにくいとかではないのです。
出発に向け実は車のトランクには最近手に入れた携帯珈琲ミルとパーコレーター、そしてスヴェア123を忍ばせております。道中景色の良い場所を見つけて能登半島先端の珈琲焙煎店から取り寄せた珈琲豆をズリズリと…密かな楽しみです。これから600km西へ西へ。
(つづく)

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命の洗濯 其の一2016.05.06

「命の洗濯」と題して毎年春と夏の2回あちら・こちらと彷徨っておりますが、今回は姫路-尾道-京都など4日間で巡ってきました。とにかく口にするもの全てが旨く、食文化の豊かさを感じた旅行となりました。もちろん建築探訪も欠かしません。毎回オートバイでの移動が常なのですが、不本意ながら耐力(体力)的なこともあり今回は車を使っての楽チンな旅です。(写真は尾道ラーメン)

(つづく)

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武家屋敷から民話の里へ 其の四2015.11.03

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【9月22日】

1ヵ月以上も前の話で記憶が薄れてきましたが…

この日はツーリング最終日。ひたすら高速道路を長野に向け走るだけです。最終日の印象に残っていること、それは、山形か秋田県の漁村をのんびり走っていた時の事です。何も無い「止まれ」の交差点に差し掛かった時、草場の陰に国家権力の方々が見え隠れしており、いつもより大げさに一時停止をし、通り過ぎたのですが、しばらく走っているとサイレンの音が響き、振り返ると、ご高齢の夫婦が運転する車が停められて切符を切られておりました。なにもそこまで、と思うのですが仕方ありませんね。そしてナンバーを見ると長野ナンバーではありませんか。可哀そうな気持ちになり、交差点で暫しの休憩をとりましたが、写真はその時撮った写真です。良く見るとサイドスタンドが降ろされて、ただただ跨っている写真ですね。そしてお昼は日本海の白身魚の盛り合わせを堪能し無事帰宅しました。

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ハーモニーハウス 軽井沢2015.10.26

建築家 吉村順三設計のハーモニーハウス(軽井沢)は老朽化が著しく、修繕費を宿泊やカフェ利用料で補うというシステムがあります。たまたま、設計依頼のあったお客さんからもお誘いの連絡があり見学に行ってきました。

yo1シンプルな内装と、心地良い断面プロポーションは、図面からでは想像出来ない空間で、ここに来てその素晴らしさを体感できました。シェアハウスは暖房が無く、この季節には少し肌寒い空間でしたが、部屋から見える木々は、紅葉終盤という姿で凛とした景色が広がります。窓を全開にして観るこの景色は、鳥のさえずりも手伝い何とも言えない心地良さがありました。

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またラワン合板の簡素な仕上げの廊下に面してキッチンや水廻りが配置されているのですが、ここで少し驚いたのは浴室に面する脱衣室の入口幅が58cmと狭く、クレームが起きそうな入口だったこと。ただ脱衣棚などの関係から、そうせざるを得ない理由があったものと想像します。最後に共通の趣味であるお互いの車を並べ、シェアハウスの前でパチリ。久しぶりの軽井沢を満喫できました。

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武家屋敷から民話の里へ 其の三2015.10.20

【9月21日】

子供のように旅先での朝はいつも早起きです。だからこの日も朝5時には目が覚めて、しばらくベッドでボーとした後部屋のカーテンを開けて天気を確認。晴れ!さっさとホテルで朝食を済ませ、飲み物はオレンジジュースと牛乳と珈琲と…ホテルの部屋は少し乾燥気味。かといって湿っぽい部屋は困りますね。話は脱線しますが、設計事務所勤務の時は出張が多く、特に冬の乾燥シーズンのホテルでは、寝る前、浴槽に熱めの湯をたっぷりと張り、浴室の扉を開けたまま就寝するという乾燥対策をしていました。サラリーマンの方々は同じ経験があるのではないでしょうか。

身支度を整え相棒をオートバイの後ろに乗せ最初の目的地「角館」へ。ここに来るのは2回目です。武家屋敷が集まる地区は大きな木々に広い通り、そして緑に囲まれた平屋の屋敷が続き、歩いているだけでホッとします。紅葉の時期や桜の季節は綺麗だろうなーと思いながら相棒のお土産巡りに付き合って、甘酒で一休み。

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早く出発したのでお昼にはまだ早く、思い切って高速道路を民話の里「遠野」に向け2時間ほど走りました。お昼はこの地で有名なジンギスカンを順番待ちしながら堪能しましたが、周りを窺うと店にはバイカーも大勢陣取って、関東圏が多数占める中、徳島ナンバーのバイクも。思わず「徳島かぁーいいなー」と独り言。店の順番待ちをしている間、カッパ伝説で有名な「カッパ淵」を見学しましたが、ひっそり佇むというイメージのカッパ淵は、観光客で賑わい、落ち着いて散策出来ず少し残念。仕方ありませんね。観光シーズンですから。

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遠野での目的は「ジンギスカン」と「曲がり屋」です。この建物はドラマの撮影にも使われていたようですが、先の大震災の影響なのか土間が谷に向かって大きくひび割れ痛々しさも残ります。今後大修理を予定しているようですが、貴重な遺産だと思います。その後「続き石」という弁慶伝説が残る地を見学したのですが、女性一人旅が目立ちました。ここはパワースポット?でしょうか。遠野という地は駅周辺を除けば田園風景と山々が広がり「語り部」や「カッパ伝説」が合うどこか異空間に入り込んだかのような里でした。

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まさに柳田国男の遠野物語が生まれた地ですね。遠野を堪能し夕方薄暗い頃、太平洋に近い遠野から日本海の秋田に向け高速道路を寒さに耐えながらホテルへ帰りました。

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越後妻有 大地の芸術祭 その後2015.10.04

ここを訪れるのは今回で2回目です。

芸術祭は終了していますが、屋外の展示物は見学する事ができます。今回は7作品ほどの見学でしたが、一番印象に残ったのがアート作品では無く、里山に残る棚田の風景でした。2本の高い杉の木の懐に、茅葺屋根の小屋が何とも良い味わいなのです。棚田と小屋が印象派の絵画のようにも見えてくるようでした。

場所は松之山「留守原の棚田」というスポットですが、偶然通りかかった場所でした。

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また最後に見学した古小屋の外壁に丸い鏡を張り合わせた作品が何と素晴らしい事か。鏡貼りのエゲツナサが無く、周辺の木々が鏡に写り込み、風景に溶け込んで、あるいは透過したかのように見えるのが芸術作品なのでしょうね。

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