blogブログ

「冷暖房の光熱費について」2016.08.30

新しい事務所で仕事をして8ヶ月となりました。1-2月の寒い時期から8月の酷暑までの間、気になる冷暖房など光熱費について少し話をします。
弊所は木造2階建て約20坪の小さな事務所です。この事務所には薪ストーブと冷暖房対応タイプのパネルヒーターを入れました。これは冷暖共に使える体に優しい輻射タイプの器具で、とても心地良い器具です。そして薪ストーブはアメリカのバーモンドキャスティング社で製造している「イントレピッドⅡ」(6,750kcal/h)。薪ストーブにしては小型のタイプを入れてありますが、これで十二分に暖まります。というより暑い程です。断熱の方法や間取りにもよりますが、午前中火を入れて午後はコトコトと弱火でも、着ている服が長袖から午後には半袖になります。そして「暑いな~隣(コンビニ)に行ってアイスクリーム買ってきて!」となります。基本的な操作さえ守っていれば密閉型のストーブなので火事に対してもあまり気にすることも無いのではないでしょうかearthwork
そして肝心の冬の光熱費ですが、暖房は薪ストーブがメインです。たまにパネルヒーターを入れますが、今年の冬は数回程度しか使いませんでした。ですから光熱費に関しては薪の使用量となります。使用する薪は主に雑木です。楢薪はカロリーが高いのですが買うと高額で火付きも悪いので、あえて雑木(天然木なら何でも)を好んで燃やしています。朝9時頃薪に火をつけ、午前中5-6本の薪で事務所内を暖め、午後は夕方5時頃まで火を絶やさない程度(1-2時間に1本)に薪を使い、あとは余熱で夜9時ごろまでは問題なく快適な温環境で維持できます。一日の薪の使用量は1-2束程度かと思います。今年の分は知り合いからタダで頂いた薪で光熱費は0円ですが、薪を購入するとなると長野では雑木で1束350-400円程度なので一ヶ月で15,000円~18,000円程度でしょうか。少し高いですね。薪も贅沢品ですからご自身で薪集めをすると光熱費が抑えられます。想像するに薪ストーブを使うよりパネルヒーターの方が安いのではないかと思います。ただ、薪ストーブは光熱費だけでは計れない楽しみもたくさんありますので止められません。楽しみについては時期がきたらアップします。
また夏の光熱費ですが、8月の暑い時期の電気代が6千円台と今までのエアコンで仕事をしていた時と比べると1/3程度に抑えられました。すごいですね。ただまだ一年目のデータなので今後もう少し分析したいと考えていますが、省エネの器具となりそうです。

もし興味のある方は見学できますのでお気軽に連絡してください。hrc1

 

 

記事一覧